言葉では表せないくらいすごい存在感
言葉で「歴史的」といえば片付くようなものではない
とにかくその存在感に圧倒された。

この建物を見るだけでも価値はある。
うん、いい感じだ。
そして今日、この伝統ある八千代座でFride Prideのライブがある。
JAZZ界の超絶ギタリストとボーカリストの2人組みであるFride Prideについての詳しい説明は他に譲るとして
八千代とFride Prideの組み合わせにより生み出されるものに期待は膨らむ。
中に歩を進める。
それにしてもこの芝居小屋は本当の意味での文化財だね。
当時のまま保存されてる天井や壁面の広告はもはやアートだ。

入り口横には見世物小屋特有の檻も残されている。
ホントすごいな、この雰囲気。
客席は升席になっているが傾斜がついているので意外と見やすい。
横の座席も舞台との距離が近くていいね。

そしてFride Prideの二人が舞台に現れた。
「戻ってきたよー!」というボーカルSHIHOの掛け声の通り
昨年も八千代座で演奏し、この小屋始まって以来の総立ちライブを実現していた。
今年はJAZZ界の重鎮である世界の日野皓正がゲストに来たので
昨年以上の盛り上がりが期待できる。

FridePrideの最新アルバムからセレクトされた
JAZZやROCKのスタンダードが立て続けに演奏される。
相変わらずギターの横ちゃんの演奏は飛びぬけてる。
うまいという言葉では表せないくらいすごい演奏だ。
そして思ったより早いタイミングで“世界の日野皓正”をSHIHOが呼び込む。
花道から現れた日野さんは
落ち着いた雰囲気を醸し出してる。
横ちゃんのギターと日野さんのトランペット
これにSHIHOの並外れたすごいボーカルが加わる。
なんと贅沢な時間だろう。
相乗効果だろうけど
3人ともとにかくノッてる。
それはこの空間が演出したものかもしれない。
八千代座と3人の超絶コラボだ。
この文章でそれを伝えることはできない。でも
「八千代座での3人の演奏は本当に素晴らしかった」
ということは伝えておこう。
Freide Prideと日野さん
素晴らしい演奏をありがとう。
そしてまた今年の夏
中洲JAZZで会いましょう。
まさに八千代座の奇跡を見た。