僕が旅へ出る理由③ 雨の羊蹄山 |
2020年8月6日朝、特別に早く目が覚めたわけではないけど小樽の市街地をランニングしてみた。小樽の場合、海辺から短い平地を経てすぐに坂が始まる。ランニングコースとしてはかなりハードな設定だ。でも走り始めるとそんな事はあまり関係なくとにかく走る事が楽しい。時間が許せばいつまでも走り続けたいといつも思う。
そこで出た答えは、この街の雰囲気を形作っているのは間違いなく『風』だという事。なぜなら穏やかな風が常に吹いているこの港町は、風と坂と海の組み合わせで成り立っているから。そこに歴史が重なり小樽の良い雰囲気は完成している。
さあ、次は美しいシェイプが楽しめる羊蹄山へいこう。そこはバイク好きだったMarikoとの思い出の場所だ。
小雨が降り始めた。長く続く道中にコンビニはもちろんガソリンスタンドでさえ一件もない。そんな道を1時間以上走る。とうにお昼時を過ぎ、もはや今夜のご飯が何かなという思考に入る。途中ソフトクリームを売っている牧場の売店へ立ち寄った。それを食べながら羊蹄山を綺麗に眺められる場所へ。だけど雨雲が山を覆っていてその美しい羊蹄山のシェイプは見えない。まあ、明日にはこの雨は止むだろう。そんな事を思いながら今夜の宿に近づいた。いまだに出会いはない。だけど、何か劇的な事が起こりそうな予感はしてる。。。
[続く]



