2011年 11月 09日
LEICAとiPhone |
長年使ってる道具がある。
ライカ。
言うまでもなく歴史的機械式カメラ。
1954年から第一線で活躍してる。
ぼくはこれを2台所有してる。
一台は父から譲り受けたM7。
Mシリーズ最後のフィルムカメラだ。
もう一台は
Mシリーズ最初のデジタルカメラであるM8。
共通しているのは
メカニカル構造であること。
電子制御ではなく
使い手が機械を操作して撮影するということ。
露出とシャッタースピードを設定し
ピント合わせをきちんと行わないと
写真として成り立たない。
デジカメであるM8も同じ。
その点に強く惹かれる。
至極の魅力を感じる。
そういえば他のアイテムも機械式が好きだ。
時計は
自動巻きのROLEXとOMEGA。
この時計を所有してから他の時計に目がいかなくなった。
車はMINIだけど
実はマニュアルシフト。
機械を操作している感覚がやめられない。
これからもきっとそういうものを使い続けて行くんだろうな。
その魅力は
他の人にも伝えることができる。
たとえばこの写真。
LEICA M8で撮影した風景だ。
フィルターも画像補正も使用していない。
トイカメラアプリでもない。
露出とシャッタースピードの調整により
このように撮れる。
レンズはSUMMILUX-M。
これ風のアプリやフィルターがたくさん出ているところをみると
いかにこのライカの画像を世界中が追い求めてるかがわかる。
ホントいいよ、
これを持つとアーティステックな気分にもなれるし。
iPhoneは完全な電子デバイスだけど
どこかライカと通じるものを感じる。
おそらくこのフォルム。
ステンレスを使い
機械式の道具に近いデザインに仕上げてる。
おそらくジョブスは
そのあたりも狙っていたんじゃないかな。
LEICAは、その場の空気まで切り取ってくれる。
by fjblog
| 2011-11-09 20:56
| made in Germany